動画から音声をMP3で抜き出す方法
動画ファイルから音声を取り出し、ちょうどよい音質を選ぶ方法。
音声だけが大事なこともあります。散歩しながら聞きたい講義の録画、スマートフォンで撮ったインタビュー、講演、練習の記録、動画で届いたボイスメッセージ。音声ファイルならサイズはごく一部で、どんな機器でも再生できます。
仕組み
動画ファイルは、映像トラックと1つ以上の音声トラックを収めた入れ物です。音声を抜き出すとは、その音声トラックを読み込んで音声ファイルとして保存することで、たいていはどのプレーヤー、スマートフォン、カーステレオでも再生できるMP3にします。動画をMP3に変換するツールは、多くの動画ツールが使っているソフトウェアをローカルで動くようにした本物のFFmpegエンジンで、これをブラウザ内で行います。エンジンは初回だけ約32MBをダウンロードし、その後はキャッシュされます。
手順
- 動画をMP3に変換するツールに動画を置きます。MP4、MOV、WebMや、ほとんどのスマートフォンの形式に対応しています。
- 音質とファイルサイズを決めるビットレートを選びます。
- 変換してMP3をダウンロードします。
ビットレートの選び方
| ビットレート | 向いている用途 | 1分あたりの目安 |
|---|---|---|
| 64kbps | 話し声、ボイスメモ、講義 | 0.5MB |
| 128kbps | ポッドキャスト、普段の視聴 | 1MB |
| 192kbps | 自分で録った音楽 | 1.4MB |
| 320kbps | MP3の最高音質 | 2.4MB |
ビットレートを上げても、動画にもともとなかった音質は加わりません。スマートフォンの動画は音声をたいてい128〜256kbpsのAACで記録しているので、192kbpsですべてを拾えます。
その他の音声形式
MP3が無難な標準です。編集ソフト用にWAVが必要な場合や、特定のアプリ用にM4AやOGGが必要な場合は、MP3か元のファイルを音声を変換するツールで変換してください。
大きな動画
処理は自分の端末上で行われるので、長い動画には少し時間がかかり、非常に大きなファイルはスマートフォンには重すぎることがあります。ノートパソコンなら、1時間の録画でもたいてい問題ありません。
権利のあるものだけを抜き出す
自分で録ったもの、保存を許可されている講義、利用を認めるライセンスのあるコンテンツから音声を抜き出すのは問題ありません。権利のない著作権保護された音楽や映画を抜き出すことは、どのツールを使っても認められません。
ここでローカル処理が大事な理由
会議、インタビュー、家族の行事の録画は私的なものです。オンラインの変換サービスは、まず動画全体をサーバーにアップロードします。ブラウザ内で抜き出せば動画がパソコンの外に出ることはなく、大きなファイルのアップロードを待つ必要もありません。